世界マリファナ大会、開幕 アムスよいとこ一度はおいで〜
アムスいいとこ一度はおいで/ハッパはうまいしネーチャンはきれいだ てなわけでヨーロッパのマリファナの首都、アムステルダムに草木もなびく。アムステルダムが誇る一大イベント、世界マリファナ大会(カナビス・カップ)の開幕である。日本からもツアーを組んで、勇躍やってきた人々がいる。ツアーにはテレビカメラもついてきた。かくしてアムスが誇るマリファナ・カルチャーの全貌がついにテレビで明らかにされてしまったわけである。深夜枠とはいえ、偉いぞフジテレビ。しかしもっと偉い(?)のは顔までさらした参加者たちであろう。手入れされてなきゃいいけどね。
皆様よく御存知のように、オランダではマリファナの使用が認められている。正確には合法ではないが、(30グラムまでの)個人使用&栽培は黙認することになっているのだ。かくしてオランダにはヨーロッパ中のジャンキーが集まり、ドラッグ・パラダイスを作り上げた。アメリカや日本みたいな規制の厳しい国から見れば、ほとんど天国注射の世界。だもんで、NYのマリファナ・マガジン『ハイ・タイムス』は、「オランダを見習え!」をスローガンに毎年アムステルダムでマリファナ大会を開催するのだ。
大会のメインはアムステルダム市内のコーヒー・ショップ(マリファナ売店)の品質コンテスト。大会参加者は各店でお勧めのブランドを買い求め、どれが一番飛べるかを判定するというわけ。栽培方法や種の種類によってカテゴリーが分けられ、最高のハッパにはグランプリの栄冠が授けられる……
と聞くと何やらすごそうだが、実は大したこっちゃない。『ハイ・タイムス』はたしかに歴史こそ古いが、実態はほとんど同人誌みたいなものである。紙質も悪けりゃ印刷もボロボロ。60年代アングラ雑誌の生き残りと言うだけだ。だから“大会”と言っても小さな倉庫でやるファンの集いという感じ。投票結果はコンピュータで集計!と言っても横のテーブルにパワーブックを2台置いてあるだけだったりして。主催者(『ハイ・タイムズ』の編集長)だけがやたら気張ってて笑える。
一番すごかったのは(大会とは関係ない)ヘロ中のオランダ人。オランダで解禁されてるのはマリファナ、ハシッシだけ。ヘロインやLSDはダメなんだけど、まあ魚心あれば水心。ジャンキーが集まれば売人も来る。アムスはヘロ中密度もかなり高い。ヘロ中が薬を買い、仲間を呼び寄せて一発決めるまで撮ってるのはポイント高い。さすがアムスは売人も解放されてらあ。
もちろん日本人参加者も負けてない。アシッド決めて、完全にラリった姿をカメラに収められてる奴までいる。帰ってから「やっぱり日本人は浸ってしまうから危険だと思う」とか言ってやがんの。おい、そりゃおまえだけだよ。
なお、番組中では言及されてなかったけど、4部門の優勝をかっさらった〈グリーンハウス〉は熱帯博物館の前、グランプリを取った〈センシ・シード〉はマリファナ博物館のとなりにある。アムスにおいでのさいは一服どうぞ!
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