無期懲役囚ジェフリー・ダーマー 殺人オークションのすごい中身


 チンポコ切られたボビットくんがAV出演したって話には笑った。その後ボビットくんとつきあっていて、ぶん殴られたというラスベガスのストリッパーはどうしたのかと思ったけど、まだつきあってるみたいで、ちゃんと撮影現場にも行ってるんだってさ。
 でも、実はいちばん笑ったのは、ボビットくんの本名がジョン・ウェイン・ボビットだったという点。たぶん、パパは男らしい立派なアメリカン・ボーイになるように願いをこめて、そんな名前をつけたんだろう。なるほどジョン・ウェインばりの立派なマッチョマンに育った彼は、海兵隊で殺人技術を学び、その特技を生かして小柄な移民の妻をいびりまくったあげくに、チンポを切断されちゃったわけである。考え方によっちゃあ、ジョン・ウェインなんてマッチョな名前をつけられた時点で、この運命が待ってたんだと言えなくもない。たまたまだろうって? んなことない。ジョン・ウェインって名前の有名人はもう一人いる。少年を33人殺して、ついこないだ死刑になったばかりのジョン・ウェイン・ゲイシーである。やっぱウェインなんて名前のついてるのはロクなもんじゃないね。なあ、町山。
 ゲイシーで思いだしたんだけど、ちょっと前に話題になった殺人鬼にジェフリー・ダーマーってのがいた。ゲイシーと同じくホモの殺人鬼で、犠牲者をバラバラにして喰ってたという男。わりとハンサムだったし、犯行はほとんどなんでもありのほぼ究極パターン。今みたいな犯罪ブームなら、もうちょっと有名になってたろうけどね。91年に15件の殺人で告訴され、終身刑を受けてウィスコンシン州刑務所で服役中である。その後どうなってんだろなあ、とおりにふれて(でもないが)思いをはせてたんだけど、こないだCNN見てたらいきなり出てやがんの。しかもラリー・キング・ライヴ。
 と言っても(さすがに)ダーマー本人が出てたわけじゃない。ダーマーが、警察に証拠品として押収されている自分の持ち物を売りたいと言いだして、その是非をめぐってディベートを戦わせていたのだ。なんでもダーマーはタバコ代にも事欠く暮らしをしてるそうで、少しでも生活費のたしになれば……お金は犠牲者の遺族に賠償として送り、ダーマーの手元にはタバコ銭だけ残ればよし。ちなみに品目は、死体を保存していた冷蔵庫とプラスティックの樽、ナイフと手斧(なんに使ったかは……言わぬが花)、骨を切ったノコギリ、骨を砕いたハンマー、死体写真……ダーマーが、犠牲者を食べる前に撮っておいた記念写真だ。こーゆうのもダーマーの持ち物なのかな?
 もちろん、これが実現するためにはクリアしなければならない障害は多い。まず、すべて証拠品として押収されているため、警察から返還されなければならない。当然、遺族は反対してるし……その他もろもろ。しかしオークショナーの話によると、数万ドルの売上げは見込めそうってことで、まだまだダーマーはあきらめそうにない。どうですか? 一家に一台、死体入れつき冷蔵庫は?

その後の展開はこちら


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