フラミンゴ祭り


10/18(土)
 10時渋谷DCIセンター。5th+VIのシールド戦。引きは最高に近く、ほとんどのクリーチャーがフライングで火の玉にJester's Capまであるといううーんこれなら優勝も夢じゃないぜって強力デッキだったが、結果3勝3敗。トホホ。あとから反省するに、やっぱDisenchantを諦めて白を抜くべきだったような。修行が足りんなあ。11月にもう一度出ようかしら。なおJester's Capはついに6枚目となったのでトレード出します。
10/19(日)
 12時に江古田。今日はFlamingos Foreverの日。自主制作イベントなんで全部手作りだ。まずは椅子。会場のFlying Teapotはスペースこそそこそこあるが、なんせ椅子が20脚しかない。なんでパイプ椅子を借りる算段をつけたのだが、その運搬手段がやっぱりない、というわけで純粋ペーパー運転手のぼくにおはちがまわってきたのだった。うひゃー。江古田駅近くの森園みるく先生の事務所で車を借り、新高円寺の阿佐ヶ谷美学校まで。いやあ本当、車に乗るといかに車って危険なものかってよくわかるね。みんなも狭い道でスピードも出してないからって車の前後をうろちょろするのはよした方がいいよ。ぼくが運転してるかもしれないんだから。
 ピンチは幾度かあったのだが、何度かクラクションを鳴らされてバンパーで縁石をこすったくらいで無事運搬完了。あーもー1日分の仕事が済んだ。帰って寝ます。

 とりあえず6時くらいからと思っていたんだが、4時ごろにはすでにうろうろしている人が居る。5時に開場するとあっという間に席は埋まり、すぐにパイプ椅子……もなくなって5時半過ぎにはすでに立ち見状態。いやあこんなことになるとは。幸い時間ぎりぎりに来る人とかはそんなにいなかったけど、それでも10人ぐらい帰っていただいたでしょうか。まことに申し訳ないことをいたしました。

 時間をくりあげて6時からトーク(with青山正明)。青山さんは対談ということをまるで理解しないかのようにマイクを渡したとたんに一気呵成に10分ぐらい喋りまくっていたが、ひょっとしてなんかやってたのか? ディヴァインのレコードをかけ、25周年記念バージョンのおまけを上映して第一部はおしまい。30分休憩。

 その後『ピンク・フラミンゴ』上映。上映前に「黙壺子行ったことある人? パルコで見た人?」と聞いてみたがいずれもゼロ。うーん昭和は遠くなりにけりって感じー。ファンの女の子に記念撮影してくれ、と頼まれてしまいましたがいやはや。参ったねえ。『ビザール・マガジン』の女の子とかイラストレーターの合田ケムリとか来ていたようだ。野郎のことは知らぬ。

 打ち上げは木村くん村崎百郎森園みるく、SVの編集者(知らない)、青土社*3、三和出版Uなど。ここで出た話で大笑いだったのが酒鬼薔薇が『危ない一号#1』を読んでいたってネタ。なんでも年賀状の図版が『危ない』の表4から取ったものだったらしい。やばい。オレたしかあの号に「死体処理法」の原稿書いたような気が。これは社会的制裁を受けまくって社会生命抹殺されるのか? 後ろ指を指されまくるのか? 真樹ひさを先生に鉄拳制裁をくらうのか? 日本シリーズのおかげで終電が遅く、12時半まで飲んでいたのに池袋に到着。


10/20(月)
 3時半からブエナビスタで『エアフォース・ワン』。大統領機がハイジャック! しかし大統領はヴェトナム戦争の勇者だったのだ。というわけで一人テロリストの手を逃れた大統領がダイ・ハードと化してテロリストをぶち殺しまくる! もう大笑い。正月映画では最高のコメディとしてぜひお勧めしたいものである。悪役はゲイリー・オールドマンだし、副大統領はグレン・クロースだし。もう笑いどころには事欠かない……え、これってひょっとしてコメディじゃなかったの?

 ABCで『電脳情報別冊』と『平気で人を殺す人たち』(イースト・プレス)を購入。『平気でー』はLustmordの翻訳。いい本なんだけど、このタイトルはねえよなあ。


10/21(火)
 メディアワークスから『日本一醜い親への手紙』送ってくる。なんで送ってきたかねこんなもん。『いざとなりゃ本くらい読むわよ』(高橋源一郎)読む。なんか食いたりない本。

 夜、『ベルセルク』。これって音楽が平沢進になってるんですけど、ひょっとして(いやしなくても)Pモデル? ひええ。


10/22(水)
 フォックスで『フル・モンティ』。訳すと「フリチン」。不況にあえぐ鉄の町、英国はシェフィールドで男性ストリップでもやりゃちっとはもうかるか、と思った失業者6人組のお話。小味なドラマで小味にまとまる。最後はお約束のだいだんえーん。ま、いーんじゃないすか? イギリスの軽コメディに対してはどれも似たような感想を抱くな。江戸木純が来ているのでちょっとお茶する。対談が控えているので、あまり核心に突っ込まぬよう気をつけながら。「いやもう、サッカー本当に嫌になっちゃって。まるで狙ったみたいにいちばん嫌な方に行くでしょ」いやまったく。

 なんか知らんがベルギーで妻と娘計6人殺して肉を食ってた神父が逮捕されたらしい。去年の少女奴隷密売団といい、今ブリュッセルがトレンド!(なんの?) そう言えば『ありふれた事件』もベルギー人だったっけ。


10/23(木)
 1時。ヘラルドで『スペース・トラッカーズ』。デニス・ホッパーが宇宙のトラック野郎になってご意見無用で爆走するってわけさ。あのヒロインは『ガール6』で主人公の隣のブースにいたベティ・ペイジだと思うんだが違ったかな。ともかくすげえベティに似てるんで笑える。伝記映画、彼女にすればよかったのに。マッド・ジョージの作ったターミネーターは、どうも、信じられないくらいの低予算で作ったと見える。ゼイラムくらいか? なぜかバーバラ・クランプトンが出てきて大笑い。ファンサービスを忘れない監督だなあ。ヘラルドのT、『ビデオデータ』のHとお茶。東京国際映画祭オープニング二本立てについて情報を仕入れる。その後『ピンク・フラミンゴ』のリバイバル戦略についてなどしばらく話す。ポスターもらった。

 さらに無駄話をすべく松竹富士へ行って時間をつぶした(『北京原人』! 舞台挨拶に行きたい! の話)あと、丸の内ピカデリーで『セブン・イヤーズ・イン・チベット』。見る前に「ブラッド・ピットのバッチイ映画」とか言ってたら、本当にバッチかった。チベットのモーツァルト、じゃなくてチベットのホームレスの話である。セットはすごかったな、うん。

 帰って、松竹富士で渡された『ハッピーブルー』のビデオ見る。主演が『フレンズ』のTVスター。なんか青春映画でした。感想終わり。


10/24(金)
 市ヶ谷の番町スタジオで江戸木と『ぴあ』正月映画対談。『MIB』の格好で撮りたい、という編集部の要望があったんで喪服にサングラス。うーん、コードネーム、ゆずだ。対談をはじめるが、実は二人とも全然見てない。「『タンゴ・レッスン』はちょっと見たいね」「うん気になるね」なんて映画評論家の会話じゃねえよなあ。まあ、どっちみち公開作品が多すぎると思うけど(映画評論家ですら見切れないほど公開して、どうしようっていうんだ!)。で、結論。

 絶対に再録されないだろう発言「はっきり言って、正月第2弾(『フェイス/オフ』、『ミミック』、『LAコンフィデンシャル』)は正月映画の百倍くらいおもしろいね。お年玉はそっちにとっといた方がいいよ」「……とか……とか配給会社の名前を聞いただけで見に行く気がなくなる」 それぞれのお勧め作品ということでぼくは『CURE』、『エアフォース・ワン』、『女は女である』をあげる。江戸木は『キャリア・ガールズ』となんかもう一本あげてあともうひとつ、うーんうーんと悩んでいるので「じゃあ『スペーストラッカー』にしときなよ」「そうすっか」まあ正月前に終わっちゃうんだけどね

 その後三和のうっちーとか松竹富士のHとかを加えて日テレ前のアジャンタで1時まで。ウッチー飛ばしまくりだがわたしは疲れて寝てました。


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Kiichiro Yanashita / 柳下毅一郎 / yanasita@gol.com