芥川賞に行ってみた日記
◎最近のお仕事 『興行師たちの映画史』(青土社)サポート・ページもあります。
『ケルベロス第五の首』(ジーン・ウルフ 国書刊行会)勝手に広報部も(勝手に)よろしく。
『アヤックスの戦争』(サイモン・クーパー 白水社)を翻訳しました。第二次世界大戦とユダヤ人の運命とサッカーに関する本です。はっきり言って、ニッチです。
『Out
Limit』(戸梶圭太 徳間文庫)の解説を書きました。
『サバイバー』(チャック・パラニューク 早川文庫NV)の解説を書きました。
『クライム・ウェイヴ』(ジェイムズ・エルロイ 文春文庫)の解説を書きました。最近この手の仕事が多いんだけど、どうかねえ。
『たまもの』の音声コメンタリーにいまおかしんじ監督、林由美香さんと一緒に参加しています。
2/15(火)
〈漫画アクション〉編集部のH氏と飲む。すいませんちょろっと飲んだだけ。
2/18(金)
芥川賞授賞式@東京會舘
既報のとおり本年度芥川賞は『グランド・フィナーレ』の阿部和重氏に贈られました。まあ知らない仲でもないし、大変尊敬している作家さんですから、無理を言って呼んでいただきました。芥川賞なんて二度と来るチャンスないかもしれないし! というわけではじめて行ってみましたよ。さすが芥川・直木賞ともなると大御所がいっぱいいてすごいですね。ぼくは当然隅っこの方で食い物あさってただけですが。
写真は賞を得て満面の笑みを浮かべる阿部氏となぜかその場にいた美少女(ノーコメント)。
二次会も直木賞と合同パーティだったんで人数がすごくて立食パーティ。いろんな人に挨拶したりして面白くはあったんですがたいへん疲れました。三次会は新宿なのでタクシー移動。で、同日同時刻に新宿のあちこちで飲み会とかイベントとかあったんで、あちこち八方美人的に顔出してたらなんだかよくわからなくなってしまいました。中原くんもしばらく一緒だったんですけど、その後戻ってカラオケしてたみたい。
2/20(日)
平山夢明のゴミ鍋@Loft+1
毎度おなじみゴミ鍋。今回は平山さんがホリエモンのところでブロードバンド配信の樹海ルポものを撮ったというんで樹海特集。平山さんの樹海もののほか、バクシーシ山下が撮った樹海AVとかかけながらトーク。なんつーか、平山さんの神っぷりがいろんな意味で際立つイベントでしたね。樹海に行って「えいえいおー」とか体操するような人いないよ……
終了後、しばらく飲み、さらにゴールデン街のゴスなバーLuft
Schlossに行って飲む。すっかりできあがってお客さんの女の子にからんでしまったよ...orz でもあの店はなかなかいい感じだったんで、また行ってみたいものです。
2/21(月)
イマジカにて内覧試写。この映画について率直な感想を言ったらとある友人を傷つけてしまったので、もう何も言わないことにします...orz ああ、最近こんなんばっかし……
『読むそばから忘れていっても』(高橋源一郎 平凡社)いただく。
2/23(水)
気をとりなおして試写二本。ひとつはトッド・ソロンツの新作『おわらない物語〜アビバの場合』。なんかアメリカでもまだ公開されてないらしい。というかこれは無理!公開できません!ていうか公開したらトッド・ソロンツ殺されるんじゃない?
いやーしかしソロンツの観客を嫌な気分にさせるテクニックは完成の域に達してますね。あのデブの黒人が出てくるタイミングが実に……
その後試写会場が同じだったんでアーシア・アルジェント監督・主演の『サラ、いつわりの祈り』見る。いや、これ面白いんだよねえ。大々的に喧伝されてる原作はどうでもいいんだけど、アーシアってやっぱいいな。
何がいいんだって言われるとこれが困るわけですが。血筋かな……
2/24(木)
京橋で韓国映画『バンジージャンプする』。2001年の旧作なんだけど、今いちばんホットな韓国映画。というのはもちろん主演女優イ・ウンジュが自殺してしまったからである! 誰だかわかんなかったんですが、『オー!スジョン』の主演女優だったんですね。あの映画は好きでした。弟を手コキしてましたけどね。そういうわけで追悼の意味もこめて見に行った。
映画はイ・ビョンホンとイ・ウンジュが冴えない学生として出会う純愛もので、まーこんなもんかなーと思ってたら後半怒濤の展開に!これが韓流というものか……みなさんにお勧めします。
2/26(金)
神保町で買い物。『ハードライフ』(フラン・オブライエン 国書刊行会)『ザ・ネット・サイコ』(ジョン・ダグラス他 インフォバーン …この本、以前に翻訳を依頼されて断った本だった。別につまらないわけじゃなくて、スケジュールの問題なんだけど、今出てるんだからオレに振らないで大正解でしたね)、『Hot
Wax』
。ディスク・ユニオンに入って、ふと目を下にやると、そこには『幻の名盤解放箱』ってboxが!
再プレスされてたの!?
気がつくと手にユニオンの紙袋がぶらさがってました。ユニオンってクレジットカード使えるんだもんなあ…
2/27(土)
『ホミニッド−原人−』(ロバート・J・スヤー ハヤカワ文庫)いただく。
2/28(日)
秘宝掲示板で「ヤマギワが一時閉店でDVD50%OFFでポイント20%」の書き込みを見つけたんで、つい出かけてしまった……敗北。大敗。
買った物
- 『哀愁の花びら』&『ワイルド・パーティー』(FOXの二枚で\1980キャンペーン)
- 『紀元前3万年の女』
- 『シー・デビルズ・オン・ホイールズ』
- 『西部悪人伝』
- 『荒野の処刑』
- 『生首情痴事件』(大蔵怪談)
これだけで終わるはずだったが「ポイント20%還元」の罠にかかってつい新東宝の怪奇推理ボックスも買っちゃった!
3/1(月)
上野オークラで三本。あ、今日は映画の日だったのか!
『尻軽浮気妻 バイブ地獄』、『異常性欲リポート 激ナマSEX研究所』、『金粉FUCK ずぶ濡れ観音』と全部見る。時間の関係で見る気もなかった関根和美の旧作も見てしまったが、なかなかおもしろい三本立てだった。というのも黄金咲ちひろ主演の『金粉FUCK』でヒロインの親友役が林由美香、その恋人役がなかみつせいじなのだが、10年前の『尻軽浮気妻』も林由美香と杉本まこと(なかみつせいじ)共演作なのである。二人の十年がいっぺんに見られるというわけで、林由美香が驚異的な若々しさを見せつける。
『金粉FUCK』はまあ、話題だけで上出来かな。ちなみにチープな叶恭子みたいな黄金咲ちひろという人、風間今日子と金粉レズする場面があるんですが、顔もボディもどう見ても風間今日子の方がゴージャスなんですけど……風間今日子は『異常性欲リポート』のサランラップセックスも異常にエロかった。このエロさはヤバイです。話自体は山崎邦紀が自分で撮った方がいいかも、と思われる正調ヴィルヘルム・ライヒものです。
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Kiichiro Yanashita / 柳下毅一郎 /
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