◎今月のお仕事 『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判』(洋泉社) 町山の生活を助けるために、買ってやってください。
『ロバート・クラムBEST』(ロバート・クラム 河出書房新社)編・訳。少々お高いですが、その価値はあると思います。
『地球礁』(R・A・ラファティ 河出書房新社) やっと本になったよ! 最初に訳を手がけてから20年くらいかかったんじゃなかろうか。
アジア大会 U21日本代表5-2バーレーン このチームって本当に安定しないなあ。バーレーンはパスをつないでくるチームだったのでプレスがかかりやすかったせいもあるが、前半は鋭い出足で中盤を完全制圧、相手に何もさせなかった。ところが後半になって不可解なPKを取られたとたんビビっちゃって全員腰砕けになっちゃうんだよ。DFラインはずるずる下がっちゃうし。うーむ、まあ発展途上だから……ということでいいのか? DFかMFで戦える選手がいないと、これではどうしようもないのではなかろうか。こればっかは角田くんか今野くんが上がってくるのを待つしかないのか。今日はまぐれみたいなシュートがよく決まっていたので気持ちよかった。
『ラストシーン』試写。たいへん楽しめました。実質ヒロインは麻生久美子だし。西島くんは最初は「麻生祐未の相手にはちょっと若過ぎない?」って感じだったんだけど、最後の回想シーンで喋ってないと結構さまになっている(日活スターぽく見える)んで感心しました。なんにせよ、日活でしか作れない映画である。劇中の医療アドバイザーの役は是非宮台真司にやってほしかった。適役だと思うんだけどなあ。
脚本的にはちょっと弱くって、最後麻生久美子が叫んだからって全員心を入れ替えるってのは……本当なら麻生久美子が諏訪太朗にお祖父ちゃんのことを相談するシーンとかを入れておくべきだろう。まあ、みんな久美子ちゃんに叱られたいってことかな。プレスに監督が素晴らしいことを書いている。「男優さんは、この人は間違いないなという人を選んでおけば、大体それでいいんです。演出の時は、九割は女優を見ていますね。女優が作品の中で美しい存在でないと嫌なんですよ」あんた、正直すぎるよ。
キーラー・ファンページを製作。のんびり更新してきますんで、よろしく。
『王様の漢方』(牛波 講談社)いただく。さらに『アリスの人生学校』(ピエール・マッコルラン 学研)購入。これは鞭打ち小説の古典という奴である。
もう一本は韓国で大ヒットし「猟奇ブーム」も作ったという『猟奇的な彼女』。インターネットで発表された小説が大人気を呼んで映画化、ということなんで日本だとさしずめ「ちゆ12歳アニメ化!」とか? で、「猟奇的な彼女」がどんなのかというと、ちょっと勝ち気で自己チューだけど可愛いから許せちゃう、みたいなあまりに古典的なラブコメなのだった(その相手が典型的ダメ人間というのがあまりに願望充足的というか今風というか韓国のネチズンも同じだなあというか)。
主演のチョン・ジヒョンはいいっす。まあこの娘の魅力とベタベタなラブコメの力で日本でも大ヒット、ではないかと。
『スパイダー』(パトリック・マグラア ハヤカワepi文庫)読了。訳者富永和子って『メイキングオブ「2001年」』のものすごい訳をやった人物じゃないか! つい「信頼できない語り手」じゃなくて「信頼できない訳者」がトリックなのか!? とか思ってしまったが訳には別に問題はなさそうだった。しかし、これどう脚色してるんだろう。話自体は『ブッチャー・ボーイ』みたいなんだけど、まさかクローネンバーグがあんな映画を作るわけはあるまいし。
アジア大会 U21日本代表1-0U21中国 体格もパワーもスピードもパスの正確性も全部中国の方が上だった。でも全然負ける感じがなかったね(0-0でPK戦かも、とは思ったが)。もう悟りましたよ。中国の勝負弱さはもう伝統の域に入ってる。オレの目の黒いうちは、どんなに中国がうまく早くデカくなろうとも日本が遅れを取ることはないだろう。
準決勝は中一日、ちょっとは選手を休ませろっての。
夜は『航路』の打ち上げ宴会に潜りこむ。大森望が美女三人を侍らせて宴会すると聞いたので、それは許されないんじゃないかと思ってちょっと潜りこんでみました。嘘。実は『ネバーウェア』の打ち上げに関係ない大森を呼んだので、今回はまあそのお返しで呼んでもらったのです。
『戦う男:ベッカム』(ファーガス・ケリー 扶桑社)いただく。古沢さん、是非ベッカム長者になってください。
夜、アジア大会準決勝 U21日本3-0タイ ほぼ完勝。タイはいかにも東南アジア的サッカーをやっていて、ボール扱いはなかなかうまいんだけど、スピードがないのと体が小さいのでテクニックを発揮できない。昔はこういうチームに結構やられてたんだよねえ。今日は狙ってボールカットして速攻で決めるという狙い通りの勝利(あいかわらずミスも多いしゴール前でマークをはずしてしまうこともあるが)。日本も強くなったもんだ。
決勝は韓国かよしこい!と思っていたら韓国がイランに負けてしまった! いちばん気になるのはこれがチョン・モンジュンの大統領選に影響するのかということである……アリ・ダエイは父親に不幸があって帰国していたそうだが、これってまさか……