ファスビンダーはやっぱヤバイっす
◎今月のお仕事 『パニック・ルーム』(ジェームズ・エリソン ソニー・マガジンズ)発売中。映画のお供に。
『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判』(洋泉社) 町山の生活を助けるために、買ってやってください。
5/11(土)
友人である会津信吾さんがオンライン洋書古書店怪美堂を開設しました。ページを見てるだけでわくわくするような本がズラリと並んでます。古本屋としての利用もさることながら、カタログとしても大いに役立ちます。あ、でもゲイシー関係はオレのものだから買っちゃダメだよ。
『パンツが見える』(井上章一 朝日新聞社)、『クリプトノミコン#1』(ニール・スティーブンスン ハヤカワ文庫)、『スモール・サクリファイス上・下』(アン・ルール 実業之日本社)購入。
5/12(日)
西が丘にてU19アジアユース一次予選 日本5-0ラオス 実は5/8に行ったとき、つい3回通し券を買ってしまったのである。だもんで見に行かないのももったいないかな、と貧乏根性が……
残念ながら先週以上につまらない試合で、4-0になったところで出てきてしまった。個人能力で勝ててしまうもんで持ちすぎてしまうのかなあ。どうも難しいことばかりやろうとしているような印象がした。無理矢理狭いところを遠そうとしてカットされるとか。運動量も少ないし、どうも怪我だけしなきゃいいやって感じのゲームであった。でもトラップはもうちょっときちんとして欲しいね。
5/13(月)
ビデオを探して新宿まで出かけたら、駅でばったりアルバ叶井に出会う。あいかわらず『アメリ』のヒットが続いているみたいで意気天を衝くと申しましょうか。アルバトロス、『アメリ』の金で自社ビルを買うとか。マジ!? あいかわらずやることがバブリーで楽しいなあ。
5/14(火)
原稿を書いていたら、突如試写のお知らせのFAXが入ってくる。マジ!? どうしてもっと早く教えてくれなかったのよ! しかし昨日送られていたら今日は昼過ぎからずっと試写会場に詰めていることになっていたわけで、仕事のことを思うとそれで良かったのかもしれない。
で、会場に行ったら青山シンジがいた(笑)。終わってから、中原昌也(昼過ぎからずっと詰めていた)と飯を食いに行く。どうせ明日も会うんだが。
夜、TV観戦。ノルウェー3-0日本 手も足も出ず(手を出してはいけない)。宮本ってどうしてあんなにリスキーな守備をしたがるんだろう? 嫌らしい言い方をすれば、能力不足である不安の裏返し、ということだろうか。攻撃的守備って奴ですか? でFWは守備的だし。寄せがちんたらしてるもんで、三人くらい寄ってきても余裕でかわされちまうんだよな。困ったもんです。
5/15(水)
今日もアテネ・フランセ。また一本だけ見たあと、朝から詰めていた中原昌也、井土紀州らと飲みに行く。話題はもっぱら(当然ながら)ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー。ついに実現した『ベルリン・アレキサンダー広場』公開にどう対処すべきかという話。しかし、ここでなんと中原が『自由の代償』を見ていないことが明らかになった! 『自由の代償』も見ずしてファスビンダーを語るとは十年早い! 罰としてSPA!にファスビンダー特集を売り込みなさい! などなど。
ともかく、心ある人は(心ない人は、かな)ファスビンダー盛り上げてくださいよ(中原風)。
5/16(木)
今日は三本見るつもりでアテネに出かける。
しかし、『エフィー・ブリースト』(ジョン・ウォーターズが嫌っているのは何故なのだろう? 時代劇だからかなあ)に続いて『少しの愛だけでも』を見たところで、ものすごい焦燥感に駆られてそれ以上見ていられなくなる。いやあ、これはヤバイ。最近、こんなヤバイ気持ちになる映画は見た記憶がない、というくらいヤバイ。昔見たときはそんなでもなかったのになあ。やっぱりリストラとか不況とかローン破産とか借金25億円とかそういう言葉ばっか聞かされてるからだろうか?
ともかくヤバイから仕事だ、と帰る。なお、中原は「ビデオをローンで買うのは止めようと思った」そうです。
5/17(金)
東京国際フォーラムのチケティング・キオスクへ。徐々に臨戦態勢が整いつつある。その後ビックカメラへ出かけて買い物。いろいろ購入。
ワールドカップ日本代表発表。なかなか巧みな人選だと思う。トルシェって策士だよ、みな思ってるよりずっと。少なくとも日本の大多数のサッカー評論家よりは頭がいい感じ。
5/20(月)
洋泉社へ出かけ、秘宝最新号を受け取る。表紙が男くせえぜ。
『第四の扉』(ポール・アルテ ハヤカワ・ミステリ)購入。なぜ買ったかは殊能ページなど参考のこと。
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Yanashita / 柳下毅一郎 / kiichiro.yanashita@nifty.com