秘密の遊び

◎今月のお仕事 3/2(土)21:20〜 『血を吸う宇宙』イベントで三輪ひとみ嬢とトークショー@テアトル新宿。いやーこんなの仕事だと言いはっていいんですか? みんな来てね、と言いたいところだが3/11(月)の2ショット撮影会の方がいいかもしれないのだった。


2/15(金)
 ポジパンDJ

 オレも実はポジパンだった。って何が実はやねんっていうくらい丸わかりだが、ジョイ・ディヴィジョンとかヴァージン・プルーンズとか聞きまくっていたものである。でもシスターズ・オブ・マーシーくらいからすでにバカバカしくなって聞いていないです。なんで、ここはなかなか楽しいのであった。そんなこんなでロックの現在からは離れてずいぶん時間がたつんですが、そういうオレは今何を聞けばいいのか、誰か教えてください。

 ところで『ドニー・ダーコ』という映画、音楽がまるっきりそっち系で笑っちゃう。いきなりエコバニとかかかったりする。映画はそんなにたいしたことないんだけど、音楽だけは笑えた。

『暗殺者』(グレッグ・ルッカ 講談社文庫)いただく。ありがとうございます。


2/16(土)
『魔術探偵スラクサス』(マーティン・スコット ハヤカワ文庫)いただく。
2/17(日)
 フィルムセンターのイタリア映画大回顧展でマルコ・フェレーリの『猿女』とバーヴァの『血ぬられた墓標』の二本立て。こんな素晴らしい二本立てだから、きっと誰か来てるだろうと思ったら添野がいた。
『猿女』は全身毛むくじゃら女が主人公の『ヒューマン・ネイチュア』みたいな話だけど、あっちよりはるかに面白い。『血ぬられた墓標』は正直、こんなにいい映画だったっけ? というくらい感動した。まあプリントの力というのはあるね。まわりで見てた若い子もみんな感動してたし、やっぱビデオで見るのとは違うわ。いやまったく、今こういう映画を作る方法ってないのかなあ。

 帰ると『SFが読みたい! 2002年版』が届いている。


2/19(火)
 締め切りはたまりつつあるが気合いはどうも今一歩。

 洋泉社に出かけて『秘宝』の新しい号をもらってくる。今回はグラビアが今イチ。まあ、そう簡単に何もかもうまくはいかない。


2/20(水)
 東和試写室にて『ブラックホーク・ダウン』を見る。もっと混んでるかと思ったが、意外と空いていた。みんな『指輪』の来日記者会見に行ってたんだろうか。
 映画はリドリー・スコットのグロ趣味炸裂で結構すさまじかった。『プライベート・ライアン』はある程度手法として再利用可能なんだというのがよくわかる。ところで、映画のはじまる前にいつもの鬱陶しいJerry Bruckheimer Filmのロゴが出なかったんで、???と思ってたら、いちばん最後、クレジット終わってから出た。それもColumbia,Revolution Film,Jerry Bruckheimer,Scott Freeと出てまだ出るのかよ!と思ったらTowa Filmでした。こんだけいっぱいついてたら、もう一個くらいつけてもいいだろ、と東和の人も思ったんだろう。それはいいけど、誰もここまではつきあわんよ。

『テッド・バンディの帰還』(マイケル・R・ペリー 創元推理文庫)いただく。バンディ死刑執行後、バンディそっくりの手口で殺人が起きる。バンディが死から甦ったのか……という実録系トンデモミステリ。そうかこの翻訳が出るか……あと、塔島ひろみさんが『乳母車を押して、トラックのように私は走った』(車掌文庫シリーズ3)を送ってくれたよ。


2/21(木)
朝9時半、葛西臨海公園集合。

 今日は『血を吸う宇宙』のDVD映像特典となる『続血を吸う宇宙・変身』の撮影日だ。映像特典用に三輪ひとみを一日使えるということになったんで、どうせなら映画一本作ったれ、と言うことになったのである。で、暇な俳優と無料でなんでもする三輪信者を集めたら、監督:佐々木浩久 脚本:高橋洋 主演:三輪ひとみ 共演:諏訪太郎、吉行由美、林由美香、中原昌也、それにオレという中途半端にゴージャスな感じのスタッフが集結したわけだ(参加予定の三輪明日美は風邪のため欠席)。というわけでまる一日バカ面をさらして遊んでいたんだが、やっぱ疲れました。いろいろ。精神的に。俳優さんは偉いなあ、と思ったよ。いやオレとしては↑みたいなシーンもあって、恥かいた元はとったと思うけど、全国1万5千人(推定)の三輪ヲタに刺されること確実、みたいな。

 その後中原と一緒に西葛西に出て大森望と飯を食うが、中原とオレの傍若無人ぶりといったらそれはもう……まあそれだけ疲れていたということでお許しねがいたいよ。

 ちなみに『続血を吸う宇宙・変身』は3/9〜15までテアトル新宿で、その後は地方上映もあり。ああっ見たくない! トイレの男を演じる中原の異様な存在感と三輪ひとみの可愛らしい「トオ!」が見所です。


2/22(金)
『死の臨床格闘学』(香山リカ 青土社)いただく。香山さん、すごく本書いてませんか? ああ、オレもこんなスピードで仕事したい。

 夜、フィルムセンターに出かけて『続・夕陽のガンマン』見る。やっぱり長いね。少々疲れました。二階堂宅也が「最低だ!」と怒ってたけど、その気持ちがよくわかった。あと、最後三つどもえの決闘はやはり無理があると思ったよ。だって、どう考えても最初に狙われるのはリー・ヴァン・クリーフだろ?
 終わったあと、マカロニ大将、宇田川幸洋らと飯を食う。


2/23(土)
 ゼロックス・スーパー杯をTV観戦 清水1-1鹿島(PK5-4) 盛り上がりに欠ける凡戦だったが、どっちもアジアで負けて帰ってきてのゲームだったからかねえ。いやね、たしかに賞金だけならスーパー杯の方が大きいかもしれないが、それでもアジア・チャンピオン杯(とCWC)の方をきちんと戦ってきて欲しかったね。特に鹿島。鹿島がセコいのは昔からなんだけど、その上で相手を圧倒する実力がないと、単に汚いだけの駄目チームになっちまうぜ。「見るのも嫌なチームだけど、強い」って言われるようにならなくちゃ。

 Escquire連載を更新。これ、ところどころ抜けてるのは、たまたま原稿が手持ちのHD(マックの方)になかったというだけで、別に他意があるわけではないんです(オレが妙な原稿の作り方をしているせいである)。  


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Kiichiro Yanashita / 柳下毅一郎 / kiichiro.yanashita@nifty.com