あけましておめでとうございます、本年もよろしくの元日を東京で過ごすのもひさしぶりで、しばしぼんやりテレビをながめてから駅前に出撃。メトロセンターはけっこう開いてる店が多い。「不況だからねえ。自前で店もってるとこはいいけど、テナントで入ってるとこは正月から稼がないと」と、明和書店のおやぢ。ちなみに明和書店は毎年元日から店を開けてるそうです。
オレも元日から営業だぜ、くー。といっても、やっぱりあんまり気を入れて働く意欲はわかず、年賀状書いたり、書評の本を読んだりでだらだら。しかし印刷したハガキがすでに切れてしまったぞ、と。
3時に起きて、だらだら支度して、川越の小浜家新年会へ。高田馬場から小江戸号、本川越からタクシーで、行きは一時間半ぐらい。二千円コースだけどね。ほとんど旅行かも。
三村美衣の手料理を食いつつ、さいとうがコミケで買ってきた、ニャントロ星人の陰謀なカードゲームで遊ぶ。ジンラミー系。証拠カードを集めて、「太陽は熱くない」「宇宙人はいる」「古代、すべての国は日本だった」などの役をつくり、その点数を競うゲーム。シンプルだけど、対人ゲームだけに戦略はわりとむずかしい。まあすぐ遊べるので宴会ゲーム向きですね。
はっと気がつくと22:40で、本川越発の小江戸号はすでになく、各駅停車の最終に乗り、東京駅にたどりついたのは午前1時(笑)。タクシーで帰って仕事。
『マグニチュード10』、『ワイルドサイド』、『グリンプス』と読み、本の雑誌の締切に備えつつ、翻訳の仕事。全然正月の気がしないぞ。
すっかり忘れていたのだが、『光の都』の訳者あとがきを書かないといけないのだった。インターネットにつないで著者マイクル・ドーンの情報を収集しようとするが、かぎりなくゼロに近い。既刊著書の説明だけ入れて、あとは書評の引用でお茶を濁す。
さらに創元推理の別冊の『このミス』本格ミステリ版みたいな本のために、インターネット本格ミステリサイトを紹介する十枚の原稿を書くために、数時間かけてネットサーフィン。
とりあえず、こういうのをでっちあげたので、まちがいとかあったら教えてください。たぶんまだ修正できると思うっす。ご意見ご希望も受付中。まだなんか抜けてるような気がするけどなあ。
ついでにおなじ創元用の'97国産本格ミステリベスト5と、ミステリマガジンの'97海外ミステリベスト3を書く。今年は年間ベストを13種類選んだことになる。インターネットで選ぶ日本小説大賞と、森下さんとこのSFベストを選ぶと15種類か。ベスト選出業者(笑)。
SFマガジンから恩田陸インタビューのテープ起こしメールが届き、クロウリーの翻訳の催促。後者は40枚ぐらいなんでちょろいと思ってたら、これがとんでもなくむずかしい。なにが書いてあるかよくわかんないし。うーんうーんとうなりながら、とりあえず日本語にする。1ページにピリオドが三つぐらいしかなかったりするので、マルの数を合わせつつまともに読めるようにするのは超たいへん。金井美恵子か蓮實重彦か野坂昭如で訳すのか。こんなの引き受けるんじゃなかった。くー。
篠田節子『ハルモニア』を読む。
引き受けるんじゃなかったものの翻訳をつづけ、とにかく最後まで入力する。やっぱりよくわからない。イラストレーター用のベータ版を読み返さずに送る。これならコニー・ウィリスの受賞作のほうがまだよかったかも。
恩田陸インタビューのなおしに着手。読み残していた『宇宙塵傑作選』I、II、ブルガリアSFアンソロジーの『緑色の指』、ナポレオン文庫の新刊3冊を読む。
起きたら大雪でした。テレビは大雪番組になり、午後四時、大雪警報発令。おもしろいので本の山をかついで出かけ、ミストラルで『本の雑誌』の原稿書き。雪は見る見る積もってゆく。しかし総計三十時間ぐらいかけて読んだ本の書評を二時間で書いちゃうのもむなしいよな。
ケンタッキーフライドチキンに移動して、チキンポットパイ食ってると、まるでスキー場のロッジにいるみたいな感じですね。川越はもっとつもってるらしい。まあ東北地方だからな。西葛西も稲妻まで光り出してたいへんです。バス停は長蛇の列だし。とか言ってたら、ケンタは閉店が一時間早まってしまいました。
しょうがないのでMAG TIMEに行く。さすがに空いている(笑)。謎の店員1号さんからは、「なにもこんな雪の日に」とか言われちゃうし。いやまあ、雪見ながらリゾート気分で原稿書くのもいいでしょ。うそだけど。
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